働く前に知っておきたいこと
イベントナースとして働く前に知っておくべきことをまとめています。一般的な看護師とは異なる環境で働くことになるので、事前にイメージしておきましょう。看護師免許以外に必須の資格はありませんが、「トリアージナース」などを取得しておくと現場で役立ちますよ。また、現在別の職場で働いている場合、イベントナースの仕事は副業になります。その点もしっかり確認しておきましょう。実際に働いたことがある人の体験談も参考にしてくださいね。
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身につくスキル
イベントナースの仕事を通じて、柔軟な対応力が身につきます。また、結婚や出産などを理由に現場を離れていた人が、スキルを取り戻す場所としても人気があります。働くにあたり、看護師免許以外で必須の資格はありません。しかし、「救急看護認定看護師」などの関連資格を持っていると、採用される確率は高くなりますよ。
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【体験談】マラソン大会を支える現場から
参考までに、マラソン大会のイベントナースとして働いたことがある人の体験談を紹介します。その方は走っている最中に倒れ込んだランナーの救護を担当しました。緊張感のある現場でしたが、やりがいも大きかったそうですよ。普段は外来で勤務していますが、そこで得た様々な経験がイベントナースの仕事にも活きたようです。
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イベントナースとして働くメリットと注意点
イベントナースの仕事は、週末や大型連休がメインです。労働時間については、イベントの規模や開催時間によって変わってくるでしょう。この仕事のメリットは、体力的に楽な点です。救護室に患者が来なければ仕事はありません。また、難しい処置を行う機会がほとんどないので、ブランクのある人でも働きやすいですよ。
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条件を満たしているか確認しておく
自分がイベントナースとしての条件を満たしているかを確認しましょう。まず、副業が禁止されている職場で働いている人は、イベントナースの求人に応募する前に条件を確認しておきましょうね。また、基本的に少人数の現場なので適切な判断力や対応力が求められます。副業について気になる人は、就業規則などを今一度確認してください。
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【体験談】ライブ会場を支える現場から
参考までに、ライブ会場のイベントナースとして働いたことがある人の体験談を紹介します。屋外で行われたアイドルのライブ会場に設置された救護室での勤務だったそうです。その日は気温が低めだったこともあり、貧血症状を訴える人が多く訪れました。患者がいない時はライブを楽しむことができて嬉しかったとのことです。