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マラソン大会のイベントナース

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【体験談】マラソン大会を支える現場から

【体験談】マラソン大会を支える現場から

マラソン大会のイベントナースとして働いたことがある人の体験談を紹介します。ここでは仮にAさんとします。

Aさんの体験談を紹介

Aさんの体験談を紹介

マラソン大会でイベントナースとして働く場合、ランナーとして参加している人の救護が主な仕事内容となります。プロだけでなくアマチュアも参加できるマラソン大会は参加者が多いので、その分イベントナースの数も増えますよ。フルマラソンは非常に負荷の大きい運動です。そのため、様々なアクシデントが発生するんですね。熱中症や捻挫などが多いですが、中には意識を失う人もいます。
Aさんはちょうど救護班の近くで胸を押さえて倒れ込んだランナーの救護にあたりました。駆け寄ったところ意識がなく、すぐにAEDを使って救命活動を行ったそうです。救急隊が到着した頃には心拍が再開していましたが、非常に緊張したといいます。

給料はどう?

給料はどう?

Aさんによると、マラソン大会のイベントナースは、他のイベントと比較して給料が高いわけではないそうです。Aさんは以前に私立の小学校が行ったイベントに参加した経験があるそうですが、その時の給料は1日2万円でした。一方、マラソン大会の給料は1回の勤務で1万5,000円だったそうです。仕事内容だけでなく拘束時間も違うので一概にはいえませんが、やはり給料は現場によって様々なんですね。なお、AさんはAEDによる救命活動や救急車の要請をしましたが、後々運営側に確認したところ該当のマラソン大会では開催してからこれまでで初めての事態だったそうです。どうやら、Aさんは非常に珍しいケースに当たってしまったようですね。基本的には、軽度の熱中症になったランナーの救護が多いそうです。

やりがいを感じたこと

やりがいを感じたこと

Aさんは普段、外来で勤務しています。外来は毎日多くの人と関わるので、コミュニケーション能力が求められます。待ち時間が多く苦情が出ることもありますが、それを減らすためにはこまめな声かけが必要です。そういった経験から、Aさんは初対面の人からでも上手に情報収集ができるスキルが身についています。そのスキルが、マラソン大会でも活きたそうですよ。参加者であるランナーは、当然ながら初対面の人ばかりです。救護室に訪れたランナーに対して一から情報収集をする必要があり、時間に縛りがあるのでスピード感も求められます。そういった時に、普段のように必要な情報を素早くキャッチすることができたのは、大きなやりがいになったそうです。また、普段関わることのない人とコミュニケーションを取る機会があったのも楽しかったといいます。病院に訪れるのは基本的に健康に不安を抱えている人ですよね?一方、マラソン大会の参加者はみんな健康で、走っている途中で何らかのトラブルが発生した人です。健康な人たちをサポートすることも、いつもと違った視点で面白かったそうですよ。

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